コンスタンティノス6世(:Κωνσταντίνος ΣΤ' (Kōnstantinos VI))、771年 - 797年)は、東ローマ帝国イサウリア朝(シリア朝)の第4代皇帝(在位780年 - 797年)。同王朝第3代皇帝レオーン4世の子。780年、父レオーン4世の死により即位するが、9歳という幼少であったため、生母エイレーネーが摂政となって政治を取り仕切った。エイレーネーはイコノクラスム(イコン破壊運動)には否定的で、イコン破壊令を破棄してイコン復活策を採用した。しかしそのため、イコノクラスムを支持する一派がコンスタンティノス6世と結びついて、エイレーネ......
コンスタンティノス6世(:Κωνσταντίνος ΣΤ' (Kōnstantinos VI))、771年 - 797年)は、東ローマ帝国イサウリア朝(シリア朝)の第4代皇帝(在位780年 - 797年)。同王朝第3代皇帝レオーン4世の子。780年、父レオーン4世の死により即位するが、9歳という幼少であったため、生母エイレーネーが摂政となって政治を取り仕切った。エイレーネーはイコ......