カルノー (Carnot) は、フランス海軍が建造した前弩級戦艦であるが、フランス海軍では依然として「艦隊装甲艦」と呼称しており装甲艦とは区別していない。当時のフランス海軍は1890年海軍計画をかかげ、主力艦24隻を配備するべく10年間で10隻の戦艦の建造を開始していたもので、本艦はその2隻目であった。この整備計画の特色は、船体サイズや主砲・副砲の数や速力は近似するものの各艦別々の設計者による競争設計を採っていることである。そのため、各艦ごとに外観は異なっていた。同型艦はない。
カルノー (Carnot) は、フランス海軍が建造した前弩級戦艦であるが、フランス海軍では依然として「艦隊装甲艦」と呼称しており装甲艦とは区別していない。当時のフランス海軍は1890年海軍計画をかかげ、主力艦24隻を配備するべく10年間で10隻の戦艦の建造を開始していたもので、本艦はその2隻目であった。この整備計画の特色は、船体サイズや主砲・副砲の数や速力は近似するものの各艦別々......