イヴァン5世(Иван Иванович Рязанский / Ivan Ivanovich,1496年‐1534年)は、最後のリャザン大公。イヴァン4世の長男、母はアグリッピナ・イヴァノヴナ。1500年に父の死去と同時に名目上の公国の君主となり、最初は祖母アンナ・ヴァシリエヴナの、その死後は母アグリッピナの摂政を受けた。長い摂政時代に、リャザン公国は隣国モスクワ大公国の強い影響下におかれることになった。イヴァンは成人後、親リトアニア派の影響を受けるようになった。1520年モスクワ大公ヴァシーリー3世はイヴァン5世をモスクワへ呼び寄せ、到着と同時に投獄し......
イヴァン5世(Иван Иванович Рязанский / Ivan Ivanovich,1496年‐1534年)は、最後のリャザン大公。イヴァン4世の長男、母はアグリッピナ・イヴァノヴナ。1500年に父の死去と同時に名目上の公国の君主となり、最初は祖母アンナ・ヴァシリエヴナの、その死後は母アグリッピナの摂政を受けた。長い摂政時代に、リャザン公国は隣国モスクワ大公国の強い影......