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インヴェンションとシンフォニア

推定知名度2.83%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

インヴェンションとシンフォニア BWV 772-801(<i>Inventionen und Sinfonien BWV 772-801</i>)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハのクラヴィーアのための曲集。ケーテン時代の1723年頃の作品。同年、バッハは聖トーマス教会音楽監督(トーマスカントル)に就任した。ライプツィヒ時代には教育目的のクラヴィーア曲が多数作曲された。長男のために編まれた「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集(Klavierbüchlein für Wilhelm Friedemann Bach)」(1720年頃)の後半部に初稿がある。なお、同書の前半部には「平均律クラヴィーア曲集第1巻」(1722年)の初稿が含まれる。初稿の曲名は「プレアンブルム」(Praeambulum, 32-46曲, 36-51頁)と「ファンタジア」(Fantasia, 49-62曲, 58-73頁, 72-73頁散逸)だった。インヴェンションは2声部の、シンフォニアは3声部の、対位法的な書法による様々な性格の小曲である。シンフォニアは「3声のインヴェンション」と呼ばれることもある。自筆浄書譜には次のような表題がある:<blockquote>率直なる手引き、これによってクラヴィーア愛好人士、ことに学習に意欲を燃やす人々が、(1)2声部をきれいに演奏することを学ぶばかりでなく、さらに上達した段階で、(2)3声部のオブリガート・パートの処理を正しく立派に行う明確な方法が示され、あわせて同時に良い着想を案出するのみでなく、それをりっぱに展開すること、しかしなによりもカンタービレの奏法を身に付けること、それに加えて作曲への強い興味と愛好を呼び覚ますことへの指針を掲げるものである。著作者ヨーハン・ゼバスティアン・バッハ、アンハルト=ケーテン候宮廷楽長。</blockquote>この通り、演奏だけでなく、作曲も視野に入れた優れた教育作品として、現在も高く評価されており、現代のピアノ学習者のための教材としても広く用いられている。また教育作品に留まらず、バッハの他のクラヴィーア楽曲と同様、多くのチェンバロ奏者やピアニストが演奏や録音を行なっている。

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