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イッツ・オンリー・ロックン・ロール

推定知名度--%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』(It's Only Rock'n Roll)は、1974年にリリースされたローリング・ストーンズのスタジオ・アルバム。ソウルやファンク色の濃い前作『山羊の頭のスープ』に比べ、ソリッドなロックサウンドに仕上がっている。本作は、ギタリストのミック・テイラーが参加した最後のアルバムである。テイラーは、元クリームのベーシスト、ジャック・ブルースと活動を行うため、1974年12月にストーンズを脱退した(テイラーは、アルバム内タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワンのメインライターでもあったが、クレジット表記されなかった。この事が脱退の一因でもあると言われている)。本作セッションは、1973年のヨーロピアン・ツアー終了後、ミュンヘンのミュージックランド・スタジオで開始し、新曲のレコーディングとオーバーダビングは1974年の春には終了した。本作には、エルトン・ジョンバンドのメンバー、レイ・クーパーがパーカッションで参加している。また、後に正式メンバーとして加入するロン・ウッドがバンドと関係を深めたのも、タイトル・ナンバー「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」を共作した事から始まった(クレジットはジャガー/リチャーズ)。本作タイトル・トラックの「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」は、ウッドの自宅地下室でベーシック・トラックが録音された。当時ウッドは、自身初のソロ・アルバム『俺と仲間』を制作中で、キース・リチャーズとミック・テイラーもこの作品に参加している。テイラーの脱退後、(「グレイト・ギタリスト・ハント」と呼ばれるセッション参加形式のオーディションのようなものはあったが)ウッドが新メンバーとして加入したのは、自然な成り行きであった。『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』は、バンドがプロデューサーのジミー・ミラーと分かれた後、ミック・ジャガーとキース・リチャードの匿名である「グリマー・ツインズ」によって初めてプロデュースされた作品である。本作以降のストーンズの作品はグリマー・ツインズ、またはグリマー・ツインズと外部プロデューサーと共同で製作されている。アルバム・ジャケットはガイ・ピラートの手によるイラストであった。7月に先行シングル「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」がリリースされたが、キャッチーなロックン・ロールナンバーであるにも関わらず最高位はイギリスで10位、アメリカで16位

過去の推移