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イソトレチノイン

推定知名度0%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

イソトレチノイン(Isotretinoin)は、主に尋常性痤瘡(ニキビ)の治療で使用される未承認医薬品である。海外では経口製剤をアキュテイン(Accutane)としてエフ・ホフマン・ラ・ロシュ|ロシュが販売している。欧州ニキビ治療ガイドライン(, 2012)において、重度の丘疹膿疱性痤瘡と中程度以上の結節性痤瘡に勧告強度”高”で推奨されている。米国ニキビ治療ガイドライン(, 2016)において、従来通り勧告強度”A”で推奨されている。中程度の痤瘡への低用量治療も勧告強度”A”で推奨されている。イソトレチノインは催奇性を有すると考えられ、子宮内で曝露された子供の20〜35%が奇形|先天性欠損、30〜60%が神経発達症|神経認知障害を示すことが報告されている。女性はイソトレチノイン治療中と治療前後1ヶ月間は妊娠してはならないとされている。禁欲もしくは避妊が必須であるが、コンドームにおける約3%の避妊失敗率に関しては考慮されていない。イソトレチノイン治療中の妊娠は、一般的に中絶するよう助言されている。イソトレチノインは男性の生殖には影響がないとされている。抗生物質の内服による治療を半年以上行い、改善が見られない場合に限りイソトレチノイン内服治療を開始することが多い。しかし、近年では抗生物質内服治療の有害性についても議論があり、3ヶ月程度の試行でイソトレチノイン内服治療に移行するかを判断すべきとの意見がある。

過去の推移