『アルバの聖母』(アルバのせいぼ、(Madonna d'Alba, Alba Madonna))は、盛期ルネサンスの画家ラファエロ・サンティが、1510年に描いた絵画。聖母マリアと幼児キリスト、幼児洗礼者聖ヨハネを典型的なイタリアの田園風景を背景に描いた作品である。ヨハネはキリストに向けて十字架を掲げ、キリストはその十字架を握りしめており、そしてマリアも含めて描かれている三人全員が十字架を見つめている。絵画構成としては、三人の人物がすべて画面左に集められているが、画面右に向けられたマリアの左腕と波打つマリアの上着とが作品全体のバランスをとっている。『アルバ......
『アルバの聖母』(アルバのせいぼ、(Madonna d'Alba, Alba Madonna))は、盛期ルネサンスの画家ラファエロ・サンティが、1510年に描いた絵画。聖母マリアと幼児キリスト、幼児洗礼者聖ヨハネを典型的なイタリアの田園風景を背景に描いた作品である。ヨハネはキリストに向けて十字架を掲げ、キリストはその十字架を握りしめており、そしてマリアも含めて描かれている三人全員......