アブド・エル・クリム(Abd el-Krim、1880年頃 - 1963年2月6日)は、スペイン保護領モロッコの反乱指導者。本名、Muhammad Ibn 'Abd al-Karim al-Khattabi。第三次リーフ戦争の中心人物であり、リーフ共和国の初代大統領である。地中海岸のリーフ族のうち、山地に居住するベニ・ウリアゲル部族の首長の子に生まれ、カラウィーン大学で学んだ後に、スペイン語が達者であったためメリーリャの原住民関係の事務所に勤務した。第一次世界大戦後、1919年スペイン軍のマヌエル・フェルナンデス・シルベストレ将軍の支配に反抗し、北アフリカ......
アブド・エル・クリム(Abd el-Krim、1880年頃 - 1963年2月6日)は、スペイン保護領モロッコの反乱指導者。本名、Muhammad Ibn 'Abd al-Karim al-Khattabi。第三次リーフ戦争の中心人物であり、リーフ共和国の初代大統領である。地中海岸のリーフ族のうち、山地に居住するベニ・ウリアゲル部族の首長の子に生まれ、カラウィーン大学で学んだ後に......