べこもちは、和菓子の一つ。北海道から東北地方の一部で、5月の端午の節句に食べられる。他の地方における柏餅のような位置づけの祝い菓子である。材料は、白玉粉もしくは上新粉と片栗粉、砂糖、黒砂糖、水である。まず、砂糖と白玉粉による白色の生地と、黒砂糖と白玉粉による黒色の生地を作る。二色の生地を用い、白黒のツートンカラーの餅を作り、それを木の葉型に整える。完成品が、白黒まだらのウシ|牛(べこ)のようにみえるため、この名で呼ばれているとされる。地方によっては、あんこを米粉の餅生地に練りこんだものを素の生地に包み、色々な模様を中に作って、それを均等に切り分け、蒸す物も......
べこもちは、和菓子の一つ。北海道から東北地方の一部で、5月の端午の節句に食べられる。他の地方における柏餅のような位置づけの祝い菓子である。材料は、白玉粉もしくは上新粉と片栗粉、砂糖、黒砂糖、水である。まず、砂糖と白玉粉による白色の生地と、黒砂糖と白玉粉による黒色の生地を作る。二色の生地を用い、白黒のツートンカラーの餅を作り、それを木の葉型に整える。完成品が、白黒まだらのウシ|牛(......