『きみはいい子』(きみはいいこ)は、中脇初枝による日本の連作短編集。書き下ろし。2010年の大阪2児餓死事件|大阪2幼児置き去り死事件をきっかけに執筆された児童虐待をテーマとした作品。語り手は章ごとに異なるが、共通して描かれているのは区内最大の児童数を有し、窓からは富士山が見えるという40周年間近の桜が丘小学校や、“パンダ公園”と呼ばれる烏ヶ谷(うがや)公園がある桜が丘という町での出来事。どこにでもあるような谷を埋めた新興住宅街を舞台。これには、人間どんなことが起こったとしても、同じ日・同じ時間・同じ場所にいる誰かがほんの少し関わるだけで、救ったり救われた......
『きみはいい子』(きみはいいこ)は、中脇初枝による日本の連作短編集。書き下ろし。2010年の大阪2児餓死事件|大阪2幼児置き去り死事件をきっかけに執筆された児童虐待をテーマとした作品。語り手は章ごとに異なるが、共通して描かれているのは区内最大の児童数を有し、窓からは富士山が見えるという40周年間近の桜が丘小学校や、“パンダ公園”と呼ばれる烏ヶ谷(うがや)公園がある桜が丘という町で......