晏 端書(あん たんしょ、''Yan Duanshu''、1803年 - 1882年)、字は彤甫。清の官僚。江蘇省儀徴出身。1838年に進士となり、編修、知府、道員、塩運使を歴任。1854年、浙江按察使となり、安徽省南部から衢州にかけて太平天国軍と戦った。1856年、江西布政使に昇進し、浙江省から補給を受けて太平天国軍からの防衛にあたった。同年、浙江巡撫に抜擢され、湘軍に補給を行って、曽国藩から好感を得た。その後も安徽省・浙江省・江西省の境界で戦い、1858年に翼王石達開が大軍を率いて浙江省に入ると、浙江省東部に増援を行った。1859年、大理寺卿となり、1......
晏 端書(あん たんしょ、''Yan Duanshu''、1803年 - 1882年)、字は彤甫。清の官僚。江蘇省儀徴出身。1838年に進士となり、編修、知府、道員、塩運使を歴任。1854年、浙江按察使となり、安徽省南部から衢州にかけて太平天国軍と戦った。1856年、江西布政使に昇進し、浙江省から補給を受けて太平天国軍からの防衛にあたった。同年、浙江巡撫に抜擢され、湘軍に補給を行......