小田原担ぎ(小田原流)(おだわらかつぎ)は、小田原独特の神輿を担ぐ際の様式の一つである。一般的に小田原流と呼ばれ同市内のいくつかの神社で見られる。松原神社が発祥とされるが、無形民俗文化財の山王原大漁木遣唄がある山王神社も古くからこの担ぎ方であったと言われ、例大祭が同時開催される大稲荷神社の本社神輿と町会神輿の一部、居神神社の町会神輿の大半が小田原流で渡御される。この4社の例大祭を総称し、観光行事である北條五代祭りと区別して「4社の祭り」「小田原の祭り」と呼ぶ人もいるが、現時点では隣接・重複地域で渡御の通過往来が観られるくらいである。 他では久野の神山神社、......
小田原担ぎ(小田原流)(おだわらかつぎ)は、小田原独特の神輿を担ぐ際の様式の一つである。一般的に小田原流と呼ばれ同市内のいくつかの神社で見られる。松原神社が発祥とされるが、無形民俗文化財の山王原大漁木遣唄がある山王神社も古くからこの担ぎ方であったと言われ、例大祭が同時開催される大稲荷神社の本社神輿と町会神輿の一部、居神神社の町会神輿の大半が小田原流で渡御される。この4社の例大祭を......