富田砕花旧居(とみたさいかきゅうきょ)は、兵庫県芦屋市にある歴史的建造物。1934年に作家谷崎潤一郎が住んで松子と婚礼をあげた屋敷であり、小説『猫と庄造と二人のをんな』の舞台とされる。その後、1939年5月に詩人富田砕花が市内から移り住み、終の棲家とした。しかし10部屋あった大きな屋敷は、1945年8月6日にアメリカ軍B-29 (航空機)|B-29の爆撃により焼失した。現在は、旧書斎と戦後建設された母屋、および管理棟、庭園で構成される。この戦災を免れた旧書斎は、谷崎潤一郎が「谷崎潤一郎訳源氏物語|源氏物語の現代語訳」、「半そで物語」などを執筆した場所である......
富田砕花旧居(とみたさいかきゅうきょ)は、兵庫県芦屋市にある歴史的建造物。1934年に作家谷崎潤一郎が住んで松子と婚礼をあげた屋敷であり、小説『猫と庄造と二人のをんな』の舞台とされる。その後、1939年5月に詩人富田砕花が市内から移り住み、終の棲家とした。しかし10部屋あった大きな屋敷は、1945年8月6日にアメリカ軍B-29 (航空機)|B-29の爆撃により焼失した。現在は、旧......