姉小路(あねのこうじ、文化7年2月12日(1810年3月16日) - 明治13年(1880年)8月9日)は、幕末の大奥の上臈御年寄。諱は勝子。小上臈の時はいよ(伊与子)と称した。父は橋本実誠。兄に実久、妹に水戸藩老女・花野井がいる。和宮の生母である観行院(橋本経子)の叔母にあたる。第11代将軍・徳川家斉から第12代将軍・徳川家慶の治世の間、大奥に君臨した。将軍家の縁組に関しては姉小路が独断で差配していたとされ、後の第13代将軍・徳川家定の正室・篤姫の輿入れに際しても、当初は大奥側の担当者として島津家との交渉を行っていた。一方で、政敵への陰謀の画策や天保の改......
姉小路(あねのこうじ、文化7年2月12日(1810年3月16日) - 明治13年(1880年)8月9日)は、幕末の大奥の上臈御年寄。諱は勝子。小上臈の時はいよ(伊与子)と称した。父は橋本実誠。兄に実久、妹に水戸藩老女・花野井がいる。和宮の生母である観行院(橋本経子)の叔母にあたる。第11代将軍・徳川家斉から第12代将軍・徳川家慶の治世の間、大奥に君臨した。将軍家の縁組に関しては姉......