奥石神社(おいそじんじゃ)は、滋賀県近江八幡市安土町の東老蘇集落の北に位置する神社である。老蘇の森の中にあり、由緒ある名社として延喜式神名帳に載せられているのは、繖山(きぬがさやま)を神体とする最も古く原始的・根源的な神社であったためと言われている。現在の本殿は天正9年(西暦1581年)に建てられ、安土桃山時代の豪華さの中に優美な落ち着きを持つ建造物で、安土町の国指定の重要文化財の中では唯一の神社建築である。中世より鎌宮神社ともいい、これは蒲生野宮(かまふのみや)がなまって名づけられたものと考えられている。
奥石神社(おいそじんじゃ)は、滋賀県近江八幡市安土町の東老蘇集落の北に位置する神社である。老蘇の森の中にあり、由緒ある名社として延喜式神名帳に載せられているのは、繖山(きぬがさやま)を神体とする最も古く原始的・根源的な神社であったためと言われている。現在の本殿は天正9年(西暦1581年)に建てられ、安土桃山時代の豪華さの中に優美な落ち着きを持つ建造物で、安土町の国指定の重要文化財......