夏曽佑(か そうゆう)は清末民初の学者。仏教研究と歴史研究に成果を上げた。字は穂卿、号は別士または砕仏。1890年に進士となった。梁啓超・譚嗣同・厳復らと親しく、梁啓超は彼のことを「晩清思想界の革命的先駆者」と称賛した。50歳以降、書物を捨てて見ることがなくなった。夏いわく「天下に読むべき本はなく、語るべき人はいない」とのことであった。また「孫仲容(孫詒譲)を敬し、章枚叔(章炳麟)を畏れ、厳幾道(厳復)を友とする」と語っている。後世に伝わる著作は多くはないが、『中国古代史』などがある。動物学者の夏元瑜は子である。Category:清代の人物 そうゆうCat......
夏曽佑(か そうゆう)は清末民初の学者。仏教研究と歴史研究に成果を上げた。字は穂卿、号は別士または砕仏。1890年に進士となった。梁啓超・譚嗣同・厳復らと親しく、梁啓超は彼のことを「晩清思想界の革命的先駆者」と称賛した。50歳以降、書物を捨てて見ることがなくなった。夏いわく「天下に読むべき本はなく、語るべき人はいない」とのことであった。また「孫仲容(孫詒譲)を敬し、章枚叔(章炳麟......