プラテオサウルス(''Plateosaurus''=“平らな爬虫類”の意)は三畳紀後期に生息していた古竜脚類の恐竜。全長は7~9m。最初期の大型植物食恐竜で、ドイツ、フランス、スイス、グリーンランドなど、広い範囲で発見されている。ずんぐりした胴体に、細く長い頸があり、頭部は小さかった。前肢は後肢より短く、二足歩行をした姿で描かれる事が多いが、四足歩行も行なったと考えられる。前肢の第一指(親指に当たる)には大きく発達した鉤爪が存在していた。かつては竜脚類の祖形動物とされたが、後の時代の竜脚類のそれよりも効率的に植物を噛み切ることに適応した顎を持つこと、後脚......
プラテオサウルス(''Plateosaurus''=“平らな爬虫類”の意)は三畳紀後期に生息していた古竜脚類の恐竜。全長は7~9m。最初期の大型植物食恐竜で、ドイツ、フランス、スイス、グリーンランドなど、広い範囲で発見されている。ずんぐりした胴体に、細く長い頸があり、頭部は小さかった。前肢は後肢より短く、二足歩行をした姿で描かれる事が多いが、四足歩行も行なったと考えられる。前肢......