タパタリ条約(タパタリじょうやく、Treaty of Thapathali)とは、1856年3月24日にネパールとチベットの間で締結されたネパール・チベット戦争の講和条約。なお、太平天国の乱で動揺していた清の代表はタパタリ宮殿で開かれた条約締結会談にあくまで立会人の立場で参加し、条約に形式的な修正をしている。内容は以下の通り。*ネパールとチベットの両国は清国に敬意を払うべきこと。*チベットはネパールに毎年1万ルピーを支払うこと。*チベットが他国から攻撃されたとき、ネパールは可能な支援をすること。*チベットはネパール商人に対してあらゆる種類の関税を免除するこ......
タパタリ条約(タパタリじょうやく、Treaty of Thapathali)とは、1856年3月24日にネパールとチベットの間で締結されたネパール・チベット戦争の講和条約。なお、太平天国の乱で動揺していた清の代表はタパタリ宮殿で開かれた条約締結会談にあくまで立会人の立場で参加し、条約に形式的な修正をしている。内容は以下の通り。*ネパールとチベットの両国は清国に敬意を払うべきこと。......