ゲーベン(ドイツ語:Goeben)は、ドイツ海軍の巡洋戦艦、モルトケ級巡洋戦艦の2番艦。第一次世界大戦勃発直後にオスマン帝国に売却され、16世紀のスルタン、セリム1世にちなんでヤウズ・スルタン・セリム(Yavuz Sultan Selim)と改名された。「ヤウズ」は、スルタン・セリム1世のあだ名で、トルコ語で“冷酷な者”の意味である。二次にわたる近代化改装を経て第二次世界大戦後まで運用された。
ゲーベン(ドイツ語:Goeben)は、ドイツ海軍の巡洋戦艦、モルトケ級巡洋戦艦の2番艦。第一次世界大戦勃発直後にオスマン帝国に売却され、16世紀のスルタン、セリム1世にちなんでヤウズ・スルタン・セリム(Yavuz Sultan Selim)と改名された。「ヤウズ」は、スルタン・セリム1世のあだ名で、トルコ語で“冷酷な者”の意味である。二次にわたる近代化改装を経て第二次世界大戦後ま......