キハーダ(スペイン語:quijada)は、体鳴楽器に分類される打楽器のひとつ。広くラテンアメリカの多くの地域のラテン音楽で使われる楽器である。quijadaは顎の骨の意味。アフリカからラテンアメリカ地域に連行された黒人奴隷等がもたらしたアフリカ音楽要素の影響を受けた楽器でもある。ロバや馬の下あごの骨を乾燥させることで歯肉を取り除くと、歯肉の厚み分だけ歯と骨に遊びができ、骨に付いたまま歯が自由に動くようになる。これを楽器として用いたものである。鈴を付けたものもある。これを振ったり、叩いたり、棒などでこすったりして音を出す。日本の時代劇の効果音や演歌などでしば......
キハーダ(スペイン語:quijada)は、体鳴楽器に分類される打楽器のひとつ。広くラテンアメリカの多くの地域のラテン音楽で使われる楽器である。quijadaは顎の骨の意味。アフリカからラテンアメリカ地域に連行された黒人奴隷等がもたらしたアフリカ音楽要素の影響を受けた楽器でもある。ロバや馬の下あごの骨を乾燥させることで歯肉を取り除くと、歯肉の厚み分だけ歯と骨に遊びができ、骨に付いた......