お月見泥棒(おつきみどろぼう)は、各地で行われている子供たちのお月見イベントのひとつ。中秋の名月(十五夜)に飾られているお月見のお供え物を、この日に限って盗んでいいというもの。子供たちは、竿のような長い棒の先に釘や針金をつけてお団子を盗んだ。子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、この日に限り盗むことが許されていた。お供えする側も縁側の盗みやすい位置にお供えするなど工夫していた。現在では「お月見くださ〜い」、「お月見泥棒でーす」などと声をかけて、各家を回りお菓子をもらう風習が残っている。
お月見泥棒(おつきみどろぼう)は、各地で行われている子供たちのお月見イベントのひとつ。中秋の名月(十五夜)に飾られているお月見のお供え物を、この日に限って盗んでいいというもの。子供たちは、竿のような長い棒の先に釘や針金をつけてお団子を盗んだ。子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、この日に限り盗むことが許されていた。お供えする側も縁側の盗みやすい位置にお供えするなど工夫し......